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韓国 就職事情

今日は韓国での就職について書いてみる。
就職事情と言っても、ここでは就職を希望する側の立場からではなく、採用する立場から書く。
そこで、最近の就職事情について感じたことを会社で起きた出来事を紹介しながら記そうと思う。
今日は写真は一切なし。
元とリョンの近況報告ではないので、身内にとっては面白くないかもしれない。

まずは、履歴書。
履歴書を提出することは日本と一緒。

【履歴書】
韓国の履歴書は一枚ものではなく数ページに渡る。
一枚目には名前、生年月日、住所、他の簡単な身辺情報と学歴や社歴を記載。
中途入社希望者の場合、2枚目以降には各会社で行ってきた業務内容を記載したりする。
そして、3枚目に自己アピールの作文が必ず付く。
入社を希望している人たちには申し訳ないが、関心をよせる様な大した内容を見たことがない。
書かれている内容の例として、
「私はアルバイトでおいしいコーヒーの入れ方を熱心に研究し、お客様をいかに喜ばせようか考えてきました。」
「私の家族の家訓は、とにかく何事も継続すること。その様な中で私は育ちました。」
「私は長男です。なのでしっかり者です。」
こんな内容が1,000文字くらいぎっしり書かれる。
もしこれが日本だとすれば、学生や中途入社希望の人たちは研究課題や、過去の職務経験等をつらつらとしたためるのだろうけど、韓国では気持ち、人格などをテーマに書くケースが目立つ。
これを読んで韓国の企業の面接者は何を思うのだろうと毎回不思議に思う。

貼り付ける写真も日本とは違う。
日本であれば、過去何カ月以内に撮影されたものと決められていたり、貼り付ける写真は男性であれば白いワイシャツにネクタイ、背広。女性であってもスーツが常識だろう。
一方、韓国はというと背広を着ずにネクタイもしていない写真があったり、真黒なワイシャツに真っ赤なネクタイの写真などがある。女性の場合、著しく画像を加工しているケースがある。日本でもそばかすを消したり、ほくろを消したり、眼の下のクマを消したりすることは珍しくないが、韓国の場合、顔自体が全然違うことがある。変にぼやかしたり、目の部分を加工して少女マンガに出てくる様ななんとも言い表せない顔になっていたり、太っていれば細く加工したりと。決して実物が醜いとかそういう話ではなく、とにかく違うので、あれ?と思わされることが少なくない。

もう少し、全体的に面接官が何を求めているのかを簡潔に記載できる書式に変えてもらいたいもの。


次に、最近の韓国での離職、中途入社について。

【最近の30代】
最近の30代の人たちの離職率が高い。特に経理や人事関連で専門知識を持つ人間の離職率が特に高い。最近も採用面接をしているのだが、履歴書を見ると、半年から一年単位で会社を転々としている人が多い。日本で30代と言えば、社会人になりそれなりの経験も積み重ね、自分で仕事を進められる様なポジションにつく様になる。一方、韓国はというと、2年間の兵役がある為、大卒の場合30歳という年齢でも社会人経験はたったの4、5年ということになる。最近、その年代の人たちが簡単に会社を辞めるケースが増えている。超一流企業の場合はそうでもないらしいが、逆に超一流の場合は自ら辞めるというよりも生き残り競争が激しい。
面接時に、「何故会社と転々としているのか。」という質問をすると、似通った回答が帰ってくる。

退職理由の中で良く聞く話
・実家から会社が遠く、親の面倒が見れなかった(親が病気という訳ではない)
・給与に納得がいかない
・今いる会社の環境で自分が成長できなかった
・仕事でのストレスで一年間休養をとりたかった(辛い鬱である訳でもなく)
といった話をよく耳にする。

正直行って、上記の様な退職理由を聞くと、すぐにでも帰ってくれと言いたくなる。
他にも、よくそんな理由をどうどうと言えたものだと呆れることが多い。同じ30代として情けない。
しかも仕事をして4~5年しか経っていない人間が吐くセリフでもなく、30代の大の大人が言う様な話ではない。
更に、こういった人間に限って、「自分は責任者のポジションで仕事をさせてほしい。」などと言う。

面接をしながら私は心の中で、
「バカたれ。誰が社会人経験も少なく、一つの所に腰を据えて仕事をすることもできない人間を責任者などにできるか。」
「給与が低い?成長できなかったと言っている者の給与を誰が上げるか。」
と呟く。

無論、一つの会社で人生を全うするということが良いと言うつもりはない。
様々な経験を積みチャレンジし続けることも大変素晴らしいこと。
更に企業がかってくれる様な能力があり、家族もきちんと養うことができるのであれば尚良し。
(俺の親父がそうだった。)
ただ、たった入社2~3年で会社を辞め、その後も転々として会社の何がわかるというのだ。

以前、猫の手さえも借りたいくらいの人手不足の為、上に書いたような人間の中から仕方なく中途を採用した。
結果は見えていた。入社して2ヶ月も経たないうちに辞めてしまった。
退職理由を聞くと、
「給与が合わなかった、責任者のポジションとして仕事がしたかった。既に次に働く場所が決まっっている。」
と言う。
やっぱりか。。。
しかも辞め方が非常に無責任だった。退職の意を示した後一週間で辞めてしまった。無論会社には規則がある。退職する場合には一ヶ月前には意思を伝えることとある。これが機能していないのも問題だが。
結局、業務最終日に役員に対し何の挨拶も無しに会社を出ていった。
2ヶ月で次の就職先が決まっているということは、入った時からもう辞めることを決めて職を探していた様なもの。
また、たった2ヶ月であってもお世話になった人たちへの挨拶くらい普通はするだろう。目上の人に対する礼儀、敬意を重んじる韓国の良き文化はどこへ。既に次に働く場所が決まっているというが、よくそんな人を採用する企業があったものだと不思議だ。
あ、うちか。。。

面接時、いつも中途の人間に対して決まった質問をする。
「今の会社を辞めていつから働けますか。」
これに対し、3日後というケースや来週からでもというケースが良くある。やる気を見せているのだろうが、受け側として場合によってはマイナスと認識してしまう。今の会社に退職の意を示すこともせず、一週間で辞めるということは、ほんの数日で自分が持っている業務を引き継ぎしなければならないという事。そんな無責任な人は採用できない。

韓国の30代男性が全てこんなではない。会社に対しての忠誠心も強く、一生同じ会社で働きたいという者も多い。
うちの社員は全体的にまじめ、正直、一生懸命仕事をする人間が多い。(業務遂行能力レベルは別として。)
しかし一方で、先に書いた様な軟弱男が徐々に増えてきているのも事実。これも韓国が先進国化しているせいか。今や韓国は途上国などとは言えない立派な先進国。(いろいろな見方があるとは思うが。)

40~50歳代の現地社員に話しを聞くと、昔の様に根気強く仕事を続けられる人間が少なくなってきたという。
韓国も日本の様に30代のニート、フリーターが多い国になってしまうのだろうか。
何とか熱い心を持った、まっすぐな韓国を維持してもらいたいと思う。

最後に、
あくまでこの記事は韓国の就職、特に中途採用に関係する全てを語るものではなく、
個人的見解を多分に含んだブログであることにご理解を。


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2010-08-16(Mon)
 

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昔から 慣れるとやめてしまうと言う話は良く聞きましたけど
今もそうなんですね。

採用側も頭痛いですね。 使われるよりも自分で会社作り社長になるほうが性に合っているんですね。
そんな話も聞いたことありますよ。
2010-08-17 08:50 | ちかにゃん | URL   [ 編集 ]

Re: タイトルなし 

ちかにゃんさん、
はい、相変わらなんです。
社長の話、そうですよね、雇われ役員よりも小さな会社で社長、代表理事と名乗る方が良いという精神は今でも根強いですね。プライドを重んじる文化が強いので、昇格の時期になるとすご~く悩まされます。

2010-08-17 09:51 | 元 | URL   [ 編集 ]

プロフィール

元(ゲン)

Author:元(ゲン)
元(ゲン):
千葉県産まれ
日本酒、ビール、映画、料理が好き

リョン:
大阪産まれ
牛肉、豚肉、鶏肉、とにかく肉が好き

You:
大阪生まれ  2011年2月生まれ

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